私の心の中にある苦しみと葛藤—親への思いと生きることの意味

メンタルヘルス

幼少期、私が感じてきた苦しみと葛藤は、言葉にするのも難しいほど深いものでした。 育った家庭環境が与える影響は大きく、特に親との関係が私にとっては大きな試練でした。自分の家族の話は恥であると感じながら、いよいよ心に留めておくのも苦しくなり、友人に打ち明けたことがあります。機能不全家族の中で育った人間にしか理解できなだろうということは、友人に話す前から分かってはいましたが、予想に反せず友人には悲劇のヒロイン思考が強すぎると笑われたものです。笑われたという表現も正確ではないかもしれません、まだ大笑いしてもらった方がマシだったかもしれません。私の話を理解できない、理解出来ないから仕方ないのですが、「何を言っているんだろう、この人」と小馬鹿にしたような冷ややかな眼差しが私を突き刺しました。

私は、幼い頃から自分で判断しなければならない場面が多く、親は私にとっての「安全基地」にはなれませんでした。母は、自分の都合で怒りをぶつけたり、感情的な支配を試みたりすることが多かったです。そのため、私はいつも自分の存在を守るために必死に耐え、周囲の期待に応えようとしてきました。しかし、そんな努力も、結局は親に理解されることはありませんでした。

親が与えるべき導きや安心感を得られなかった私は、どうしても親を尊敬することができませんでした。尊敬できる母親が欲しかった、それが叶わないならいっそ親なんていらないと感じたこともありました。周囲の両親が子どもに与える愛情や支えとは異なり、私の母は自分の問題ばかりを私に押し付け、結果的に私は自分一人で生きる力を養わざるを得ませんでした。

親への反発とその影響

親が私に与えたのは、愛情ではなく、負担でした。経済的な困難もあり、家計の問題からもバカにされたり、親が周囲から軽視されるのを見てきました。そんな中で、私は自分が成功しなければならない、成功しないとバカにされるというプレッシャーを感じて生きてきました。

本で学んだことや社会の成功哲学では、親を敬えない人間は成功しないと教えられてきました。私もそれを信じ、親に対して敬意を払うべきだと感じていました。しかし、実際にその「敬うべき存在」だった親が私にとっては耐え難い存在であり、どうしてもその期待に応えることができなかった自分を責めました。

親を敬えない自分が一生負け犬であり、社会から見捨てられるのではないかという恐怖が常にありました。けれども、そんな親に敬意を払うことができなかった私を責めることはできないとも思います。親は私にとって指導者ではなく、むしろ重荷だったからです。

「楽になりたい」と感じる今

長い間、自分の苦しみをどうにかして解決したい、楽になりたいと強く思ってきました。そして、今、ふと「棺に入りたい」とまで思うほどの深い絶望感を感じることがあります。生きることが重荷で、過去の苦しみや親からの無理解に対する痛みが、私を圧倒しています。私はもう、これ以上生きる意味を見出すことができないと思ってしまうのです。

私の中には、親が示してくれるべき愛や支えが足りず、それが私の人生に深い傷を残しました。もう十分だ、40年も生きてきたから、終わりにしたいと感じることが、今の私にとっては自然なことのように思えます。

生き続けるために考えたこと

けれど、そんな時でも私は考えます。もしかしたら、この苦しみの先に何かがあるのではないか。私が生きていることに意味があるのだろうか、と。

確かに、私が今抱えている感情はとても辛いものです。しかし、少しでもその重荷を下ろす方法があるのではないかと、ほんの少しだけでも希望を持ちたくなります。もしかしたら、今の自分を一時的にでも楽にしてくれる方法があるのではないか。心を癒してくれる存在が、どこかにいるのではないか。

だから、もし今、この苦しみが永遠に続くように感じるのなら、一歩だけ踏み出してみることも考えます。小さなことでも、心を少しでも軽くするためにできることを試してみたいと思うのです。

今感じていることを大切にして

私が今、ブログにこの思いを載せることができたのは、少しでも誰かに伝えたかったからです。私のように親との関係に悩んでいる人、過去の自分を背負いながら生きることに苦しんでいる人がいるなら、どうか一人で抱え込まずに自分の気持ちを大切にしてほしいと思います。

私たちが親に与えられなかった愛や支えを、他の形で求めることができると信じています。信じたいのだと思います。それが難しい時も、少しずつでも自分を楽にする道を見つけていけるのではないかと。

私はまだその答えを完全に見つけてはいませんが、少なくともこのブログを書きながら、自分の気持ちに向き合い、少しでも心を整理しています。あなたも、どうか自分を大切にしてください。

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